事業活動を行っていくと、様々なリスクに直面します。不況による経営不振なども事業のリスクではありますが、自社ではコントロールできないリスクも多々発生します。天災や事件・事故、紛争などの外部的な要因や、経営者の健康、後継者問題など内部的な要因のリスクもあります。
全てのリスクに備えることは物理的にも不可能です。しかしながら、事業継続が不可能になるような致命的損害を回避するためにも、リスクに優先順位をつけて事前に対応していく必要があります。
東京都BCP策定支援事業を利用し、地震発生を想定したBCPを策定しています。 実効性を高めるために継続的・反復的な訓練を行うと共に、インシデントの範囲を少しずつ広げ、有事の際にもスムーズな事業継続が出来るように日々取り組んでおります。
有事の際に業務遂行に必要なデータの確保が出来るようにするため、弊社の拠点間でデータのバックアップを行っています。
弊社は有事の際に比較的連絡の取りやすいIP網を利用した安否確認システムを導入しています。社員のみならず、社員のご家族とも連絡が取れるシステムのため、家族の方の安否を気にしながら業務に取り組まなければならないという事も少なくなります。
弊社では自衛消防隊を組織し初期消火や避難誘導ができるように努めています。弊社工場は築50年近くたっており、建築基準法上現在のような消防の基準で建築されていないため、リスクがあります。そのリスクを最小限に抑えるために、自衛消防隊を組織しています。目黒区で年に一度各社による自衛消防隊のコンテストがあり、毎年参加をしています。
弊社1階にAEDを設定しています。有事の際もですが、平時においても心臓に障害が発生する事がありえます。社員のみならず周辺住民の方にも使って頂けるようにと考えております。
年に1回有事に備えて防災訓練を行っています。消火器の使い方やAEDの使い方、負傷者の搬送など定期的にテーマを変えて取り組んでいます。
弊社では、VOC警報器 を導入し、目に見えないVOCが適正範囲を超えると警報が鳴る装置を導入しています。目には見えませんが確実に健康を蝕むVOCに対する意識付けと、社員の健康確保を行っております。