沿革

1897年の会社設立から、今日に至るまでの歩みをご紹介します。

■1897年(明治30年) 2月 日本橋区通三丁目に初代社長小島棟吉 武揚堂書店設立
軍隊教育用図書の刊行を開始

初代社長小島棟吉


初代社長小島棟吉の像
■1905年(明治38年) 陸軍参謀本部陸地測量部発行地図元売捌の権利を取得
兵書出版協会を設立

軍用図書内面
■1908年(明治41年) 「仏教大辞典」刊行
仏教大辞典版木
■1912年(明治45年) 3月 兵用図書株式会社設立
■1923年(大正12年) 9月 関東大震災により社屋を焼失
当時の社屋
■1937年(昭和12年) 社屋改築 法人組織に改め、株式会社武揚堂と改称
当時の社屋 (撮影は戦後)
■1945年(昭和20年) 戦災のため社屋の大部分を焼失
戦争直後の日本橋本社外観
■1947年(昭和22年) 建設省(現:国土交通省)地理調査所発行地図全国発売元売捌の資格を取得
社会科学習用地図、一般教科用図書、地図類の出版販売業務を開始

旧教科書出版物
■1955年(昭和30年) 5月 地理調査所出身の技術者7名を招聘
12月 飯田橋に有限会社武揚堂印刷部を設立 編集・製図・製版・印刷の一貫生産体制を拡充
■ 1957年(昭和32年) 9月 建設省(現:国土交通省)道路局監修「道路地図」出版開始
旧道路地図出版物
■ 1964年(昭和39年) 東京オリンピック地図および英文観光地図を刊行
■ 1964年(昭和39年) 2月 東京都目黒区碑文谷に第1工場を新築し一貫生産体制を拡充
■ 1968年(昭和43年) 9月 大阪府大阪市東区谷町(現中央区谷町)に大阪営業所開設
■ 1970年(昭和45年)   創業者である小島棟吉が出版功労者として出版平和堂に合祀される
■ 1971年(昭和46年) 7月 目黒分館に第2工場増築
12月 株式会社武揚堂印刷部を株式会社武揚堂生産部へ変更
■ 1972年(昭和47年) 沖縄返還に伴い沖縄地図を調製 全国小・中学校に100万枚配布
■ 1973年(昭和48年) 10月 国連監修による第一回アジアハイウェイ地図(ビエンチャン〜シンガポール)を刊行
■ 1977年(昭和52年) 11月 「渡辺文雄のないす・がいど」刊行
ないすがいど
■ 1984年(昭和59年) 7月 「地図事典」刊行
地図事典
■ 1986年(昭和61年) 4月 埼玉営業所を開設
6月 大阪営業所を大阪市中央区内本町へ移転、大阪店売部門併設
■ 1987年(昭和62年) 10月 コンピュータによるシステム開発のため(株)マプコン設立
■ 1989年(平成元年) カラー製版設備を導入し商印一貫体制の確立
■ 1992年(平成4年) 3月 目黒分館に第3工場併設
■ 1992年(平成4年) 12月 日本国際地図学会30周年を記念した記念出版物、大日本沿海輿実測図「伊能中図」刊行
伊能中図


旧社屋
(提供 ブログ「ぼくの近代建築コレクション」)
■ 1993年(平成5年) 5月 水路協会より表彰
■ 1994年(平成6年) 3月 菊全判超高速オフセット5色印刷機(三菱重工製 DAIYA3F-5)を導入
11月 製版用スクリーンチントのパターンにおいて特許取得
特許証
■ 1995年(平成7年) 7月 国土地理院長表彰受賞
  8月 日本橋本社新社屋完成  
日本橋本社新社屋
  10月 立体模型用材料において実用新案を取得  
実用新案登録証
■ 1997年(平成9年) 2月 創業100周年 100周年
100周年記念イベント
3月 四六全判超高速オフセット5色印刷機(三菱重工製 DAIYA4F-5)を導入
■ 1998年(平成10年) 10月 住友3M製スコッチプリント9512システム導入 サイングラフィック事業を開始
スコッチプリント9512
■ 1999年(平成11年) 1月 「東京都縮尺1/2,500地形図」販売開始
■ 2000年(平成12年) 受注作業のデジタル化率が50%を超える
■ 2001年(平成13年) 10月 生産部が品川労働基準監督署より品川目黒地区安全衛生大会労働衛生部門にて表彰を受ける
■ 2002年(平成14年) 1月 生産部が東京労働局より無災害記録120万時間(平成2年1月5日〜平成12年2月16日)達成にて表彰される
  5月 原寸複製『伊能図』発売 ・日本図書館協会選定図書 ・全国学校図書館協議会選定図書
原寸複製『伊能図』
10月 大阪営業所、大阪支店へ昇格 四国営業所開設 武揚堂生産部にて、ISO9001を取得
11月 神戸営業所開設
■ 2003年(平成15年) 2月 「タウンナビ東京」新発売
システム課にてA0カラースキャナー導入

タウンナビ東京
4月 カラーマッチング検査システムを生産部に導入
江戸開府400年事業の一環として「江戸府内図」を新発売

江戸府内図
5月 『伊能図』日本地図調製業協会会長奨励賞受賞
6月 サイングラフィック事業を武揚堂生産部へ移管
7月 国土交通大臣表彰受賞
■ 2004年(平成16年) 2月 バリアフリー地図にて実用新案を取得
実用新案登録証
  3月 横浜営業所開設 川崎営業所開設
4月 A0判CTP(松下電送社製AVANZADO GX3962)導入
AVANZADO GX3962
■ 2005年(平成17年) 7月 徳島営業所開設
■ 2006年(平成18年) 2月 武揚堂生産部 測量業者登録
5月 FMスクリーニングソフト Randot X (大日本スクリーン社製 )導入
10月 仙台営業所開設
11月 溶剤インクジェット・プリンター(Roland-DG社製 XC-540)導入
Roland-DG社製 XC-540
■ 2007年(平成19年) 3月 株式会社武揚堂と武揚堂生産部を合併。製販一体体制に
平成18年度第21回水路技術奨励賞を受賞
5月 社団法人日本地図調製業協会主催の「第7回優秀地図技術者表彰」において「国土地理院長賞」と「(社)日本地図調製業協会会長賞」を受賞
国土地理院賞受賞

7月 創業110周年イベント
110周年記念イベント
9月 株式会社ぶよう堂を設立し、出版・地形図販売、店舗小売事業を移管
11月 代表取締役小島久武の定年にともない、常務取締役小島武也が代表取締役に就任
■ 2009年(平成21年) 7月 ミマキ社製 溶剤インクジェットプリンター JV33-130導入
ミマキJV33-130
12月 全日本印刷工業組合連合会主催 第3回メディア・ユニバーサルデザインコンペティション優秀賞を受賞
さいわいガイドマップ
■ 2010年(平成22年) 3月 株式会社富士波出版社より 事業譲渡を受け営業権を取得
4月 北陸営業所開設
北陸営業所
■ 2011年(平成23年) 3月 環境マネジメントシステムである エコアクション21を取得
9月 EFI社製のカラーマネージメントシステムを導入
11月 株式会社仙台地図の店より事業譲渡を受け営業権を取得
仙台営業所
■ 2012年(平成24年) 2月 照明、空調等を更新し、デマンドコントローラ等による省エネ改修を実施
  12月 大日本スクリーン社製のCTPとRIPを導入
CTPセッター PlateRite 8600N-S
■ 2013年(平成25年) 2月 Océ ColorWave 600 を導入
Océ ColorWave 600
12月 目黒事業所がグリーンプリンティング認定制度で認定工場に認証
■ 2014年(平成26年) 5月 会長小島久武が黄授褒章受章
12月 Roland社製 溶剤インクジェットプリンター XR-640導入  
■ 2015年(平成27年) 1月 アコ・ブランズ・ジャパン社製 ワイドフォーマットラミネーター X-TREME 54W 導入
6月 労働災害無災害240万時間を達成したことにより、無災害記録証第一種を取得
無災害記録証第一種(240万時間)

労働無災害1種授賞式
11月 東京消防庁より自衛消防活動において表彰される。
■2017年(平成29年) 1月 目黒事業所がFSC®-COC認証を取得
2月 創業120周年 120周年記念
8/26の120周年記念式典
3月 プライバシーマーク取得
6月 (株)オリダスから営業譲渡を受け
加工工程を含めた一貫体制確立

8月 目黒事業所がJapan Color 認証制度
プルーフ認証を取得

■2018年(平成30年) 10月 目黒事業所がJapan Color 認証制度
標準印刷認証を取得

■2021年(令和3年) 12月 全日本印刷工業組合連合会主催 第15回メディア・ユニバーサルデザインコンペティション優秀賞を受賞
まちなか防災アクション